がんを代表とする疾患について、確率モデルや微分方程式系によって病態を表現して疾患原理の解明を目指しています。近年の生体内情報計測技術とコンピュータ技術の発展とともに、データに基づいた実証可能な数理モデル研究が現実に行われつつあります。疾患原理を数式で解き明かすことによって、創薬のターゲットや予後予測、最適治療戦略の提示を目指します。興味を持たれた方はお気軽にお問合せください。
2024.11.11
論文掲載のお知らせ
・東京科学大学、日本医科大学等の研究グループとの共同研究で、当研究室で先進ゲノム支援を通じた情報解析サポートを一部実施した舌癌オルガノイドの薬剤抵抗性解析に関する論文がDevelopmental Cell誌に掲載されました。
https://www.cell.com/developmental-cell/fulltext/S1534-5807(24)00607-5
2024.11.11
学会発表
・2024年10月22日〜25日 1st Asia & Pacific Bioinformatics Joint Conferenceにて、張(D3)、宇治川(M1)、下村(M1)、梁(M1)、笹川(B4)の5名がポスター発表を行いました。
上記5名はTravel Fellowshipを受賞しました。
https://www.apbjc.asia/
2024.11.5
論文掲載のお知らせ
・就実大学および国立がん研究センターとの論文で、職業性胆管がん発症データに基づいた発がんの数理解析研究がGenes and Environment誌に発表されました。
https://genesenvironment.biomedcentral.com/articles/10.1186/s41021-024-00315-7
2024.10.16
日本語総説掲載のお知らせ
・生体の科学(医学書院)10月号(増大特集)「学術研究支援の最先端」に「がんにおける数理モデル解析を用いた研究支援」という題で執筆いたしました。ぜひご覧ください。
https://www.igaku-shoin.co.jp/journal/detail/41140
2024.9.17
学会発表
・2024年9月12日 2024年度日本数理生物学会年会にて、波江野と佐伯(助教)両名が、口頭発表を行いました。
https://pub.confit.atlas.jp/ja/event/jsmb2024
2024.9.17
学会発表
・掲載が遅れましたが、2024年7月6日 第56回日本動脈硬化学会 総会・学術集会にて、波江野がシンポジウム「生命現象への数理学的アプローチ」で登壇しました。https://conf-lab.com/jas56/
2024.7.30
受賞のお知らせ
・本研究室のD3張世誠さんが、公益財団法人 大塚敏美育英奨学財団の奨学生に認定されました。
2024.6.11 メンバーページを更新しました!
2024.1.15
日本語総説掲載のお知らせ
・実験医学(羊土社)1月号に「がんの免疫逃避進化のシミュレーションモデル研究」という題で私たちの研究紹介を行いました。是非ご覧ください。
https://www.yodosha.co.jp/jikkenigaku/book/9784758125758/index.html
2023.12.1
シンポジウム発表
・12月2日(土)に開催される第1回東京理科大学 血液がん・免疫・数理融合研究シンポジウムにて波江野が発表を行います。
・12月6日(水)に第46回日本分子生物学会公募シンポジウム「細胞の運命を左右する多次元の情報をどう解きほぐすのか」にて波江野が発表を行います。
2023.10.18
シンポジウム発表
・10月14日に開催された「データサイエンス医療研究部門・デジタルトランスフォーメーション研究部門合同シンポジウム」にて、
本研究室所属学生 張さんとプロジェクト研究員 佐伯さんがポスター発表を行いました。
2023.10.2
論文掲載のお知らせ
・外来研究学生(東大所属)の余さんとの論文で、EGFR変異陽性肺がんに対する投薬治療戦略を調べた数理モデル研究が、Frontiers in oncology誌に発表されました。
https://www.frontiersin.org/journals/oncology/articles/10.3389/fonc.2023.1137966/full
2023.9.8
学会発表
・2023年日本バイオインフォマティクス学会年会にて、波江野が生命情報科学若手の会主催の企画セッション「研究室マネジメントについて話し合おう!」で登壇しました。https://smartconf.jp/content/iibmp2023/
2023.9.1
論文掲載のお知らせ
・MSI-High大腸癌における多領域DNA-Seqデータを利用した免疫逃避進化様式に関する論文がBritish Journal of Cancer誌に発表されました。
主に九州大学別府病院三森功士研究室、東京大学医科学研究所柴田龍弘研究室との共同研究になります。
https://www.nature.com/articles/s41416-023-02395-8
2023.8.18
セミナー開催
・8月16日(水)マインツ大学よりDr.Gürbüzをお招きし、セミナーを開催しました。
2023.8.16
9月に3つの学会発表を行います
・9月5日(火)2023年度日本数理生物学会年会
個体ベースモデルによるがんの進化と免疫逃避」by Dr. Saeki
「Tissue-specific carcinogenic profiles as revealed by computational modeling of locoregional recurrence with spatial structure」by Mr. Abubakar
・9月22日(金)第82回日本癌学会学術総会シンポジウム:12. Understanding cancer biology with diverse cancer models
「がん研究における数理モデル」by Dr. Haeno
2023.6.21
6月~8月に4つの学会発表を行います
・6月27日~7月1日(火〜土)The 8th China-India-Japan-Korea Conference
・7月1日 (土) 第10回筑波大理科大合同リトリート
・7月21~22日Workshop on Cancer Research for Well-being 2023
・8月20~25日(日〜金)ICIAM 2023 Tokyo.The 10th International Congress on Industrial and Applied Mathematics
2023.4.14
論文掲載のお知らせ
・27種類のがんの再発データを利用したがん局所再発予測に向けた数理モデル研究が、Frontiers in oncology誌に発表されました。
https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fonc.2023.1116210/full
2023.1.17
1月に1つの学会発表を行います
・19~20日(木~金)「先進ゲノム支援」2022年度拡大班会議
2022.10.7
11月に1つの学会発表を行います
・18(金)第2回ASHBi 数理ヒト生物学研究会
2022.9.16
10月に2つの学会発表を行います
・9/29~10/1(木~土)第81回日本癌学会学術総会
・22日(土)第6回東京理科大学・慈恵医科大学合同シンポジウム
2022.8.22
9月に3つの学会発表を行います
・22日(月)数理生物学会年会 企画シンポジウム
・10日(土)日本応用数理学会年会 第2セッション
・24日(土)東京理科大学 データサイエンス医療・核酸創薬研究部門 合同シンポジウム
2022.8.09 波江野研究室ホームページを公開しました!